「桧水」とは??
桧水は、天然ヒバより抽出した「ヒノキチオール」の入った入浴剤です。
ヒノキチオールは、1936年にタイワンヒノキの精油成分から発見された、
当時自然界には存在しないといわれてきた7角形の分子構造を持つ化合物です。
この発見は、化学史上に残る偉業として世界的に評価されました。
<ヒノキチオールの薬効>
・強力な殺菌・抗菌作用
・炎症を鎮める優れた消炎作用
・強い皮膚浸透作用
・代謝を活発・正常化する細胞賦活作用
(※正常細胞の増殖を活発にする)
・コラーゲン産生促進作用
・メラニン生成抑制作用
・サーチュイン(長寿)遺伝子活性化作用
これらの薬効は、さらにお互いが協同しあってマルチシナジー(多機能相乗効果)
を発揮します。
多角的、多面的に作用し、すこやかな肌の美しさを保ちます。
こうした類いまれな薬効は、創薬をはじめさまざまな分野でも注目され、
広く価値が認められています。
ヒノキチオールは低濃度でも多くの雑菌類やカビ類、ダニなどの増殖を
抑える効果があることも確認されており、消炎作用や強力な殺菌、抗菌作用があり、
肌を清潔に保つ桧水は、防虫、防カビ、防腐などの優れた効果も認められています。
2005年には弘前大学でヒノキチオールの「におい」だけでも抗菌効果があることが
確認されています。
むかしから山里の人々は、青森ひばの樹液を火傷や切り傷の薬として利用していました。
この古くからの「ひばの不思議」が、現在では科学的に証明されたのです。
貴重な力、ヒノキチオール
ヒノキチオールという名前から、日本のヒノキにも多く含まれているように思われますが、
意外にも、通常の日本のヒノキにはほとんど含まれていません。
台湾ヒノキや青森ヒバなど限られた木にのみわずかに含まれています。
その台湾ヒノキの自生数はかなり減少しており、現在天然ヒノキチオールを抽出できる原料は、
ほとんどが青森ヒバとなっています。
抽出には、青森ヒバを製材するときに出るおが屑を水蒸気で蒸してヒバ油を採取し、
そこから分離精製してヒノキチオールを抽出します。
ヒバ油はヒバのおが屑から1%しかとれず、さらにその中に含まれるヒノキチオールは
わずか1%しかとれません。
2t車いっぱいのおが屑からとれるヒノキチオールの量はわずか200gという計算になり、
非常に貴重なものであることがわかります。